id design award 2009(アイディーデザインアワード2009)International competition コンペ公募案内

賞内容に変更がございます。
部門優秀賞 賞金各100万円 (2名)は、優秀賞 賞金各100万円 (1名)へ変更しております。
また、今回特別に審査員奨励賞 賞金各20万円 (2名)を設けさせて頂きました。
id大賞
該当なし
優秀賞
PAPER-PIPE SHREDDER [フリーテーマ部門] 高橋亮次
PAPER-PIPE SHREDDER[フリーテーマ部門]

高橋亮次

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審査員特別賞
該当なし
審査員奨励賞
R1 [フリーテーマ部門]IL-GU,CHA

R1 [フリーテーマ部門]

IL-GU, CHA.

せっけんのプロセス [テーマ部門:環境]TO-GENKYO

せっけんのプロセス [テーマ部門:環境 ]

TO-GENKYO

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総評
栗田 政憲 (雑誌「ecocolo」発行人)
今回の真剣な応募作品を見せて頂いたことは、僕にとっても刺激的なことでした。ただ、全体的にはこれぞと思う作品が無かったのが残念です。アイデアを昇華させて形あるものに持っていくには、繰り返しその作業をやることによって、生まれてくる技巧のようなものが必要です。また、そうやってできあがった技巧には、その人独特の味のようなものが醸し出されます。
僕は直接何かを作るというより、作る人とコラボレーションすることによって、形を作るということをやっています。だから、そんな味のあるプロダクツに出会ったときは、思わずトキメイてしまいます。次の機会にみなさんの中からそんなトキメキを持ったプロダクツが出てくることを期待しています!
上田 壮一 (Think the Earthプロジェクトプロデューサー)
主にテーマ「環境」に注目してコメントさせていただきます。意欲的なアイディアが多かったものの、審査のハードルを越えて受賞に至った作品が少なかったことは残念です。
3R、新エネルギーなどを切り口とする作品は多くありましたが、デザイン性や実用性、実現性という段階で突破力のある提案に至らなかった印象です。「環境」というテーマへの想像力をもっと広げてみてほしいと思いました。
使い手のライフスタイルや意識変革のデザイン、環境改善のためのシステムのデザイン、材料から廃棄までのプロセスのデザイン、環境保全と経済性を両立する事業デザイン、所有から共有への仕組みのデザインなどなど、実際の社会でもこれからの分野です。モノづくりだけでなく、コトづくり、ヒトづくりへも視野を広げると誰も思いつかなかった提案につながるのではないでしょうか。デザイナーの提案は世界を変えるきっかけになると信じていますので、次回は、ユニークな切り口を見てみたいと思います。
また、全体的なことで言えば、アイディア段階では期待度が高いものが多くありましたが、2次での完成度がその期待を超えられなかったという印象です。受賞した作品は、それにしっかり応えた作品だと思います。
おちまさと(プロデューサー)
アイディアやデザインは
“立案・実現・結果”で一つだと思っています。
今回の応募作は立案に力が入りすぎた作品が多かった気がします。
次回は“実現・結果”から逆算された作品も多く見てみたいです。
川島 蓉子 (伊藤忠ファッションシステム株式会社マーケティングマネージャー)
第一回目のデザインアワードということもあり、想定以上に分野・レベルに分散が見られた。
可能性を感じるデザインがいくつかあったが、アイデアの収斂及びプレゼンテーションの方法には、まだまだ工夫が必要なのではないかと感じた。
使い手にとっての気分やシーンの新しい可能性を拓くことができるような、斬新なデザインがもっと出てきて欲しいと思う。来年のデザインアワードに大きな期待をかけたい。
佐藤 オオキ (デザイナー nendo代表取締役社長)
何事も「はじめの一歩」はとても重要です。本デザインコンペも例外ではなく、今回どのようなアイディアが集まり、どういった基準で評価されるのか、とても興味深く参加させて頂きました。
最終的に大賞を含めいくつかの賞が「該当無し」になり、新たな賞が新設される、という異例の結果となりましたが、これもまた、ひとつの方向性を示した、という意味でとても面白い「第一歩」を踏み出せたのではないかと思います。
佐藤 卓 (グラフィックデザイナー)
このデザインアワードは、商品力を持ったものを選出し、具体的に商品にして世の中に流通させることを前提とした珍しいアワードとして今年スタートした。賞金も、世界のアワードでも類を見ないほど大きな額である。力がある若いデザイナーが、世に出るきっかけをつかむ場としても可能性を秘めたアワードだ。
それにもかかわらず、出品数が予想以上に少なかった。これはなぜだろうか。広く情報が行き届いていなかったか。いや、私はそうではないと思う。今時は、魅力的な情報はアッという間に若い人達に広まるはずである。私はいくつかの理由が重なってこの結果になったのではないかと思うが、そのひとつに、今の社会が扱う「デザイン」というものに対する食傷傾向があるように思う。
ここで言う「デザイン」とは、本質的なデザインを指しているのではなく、今の社会に流通する表層的な「デザイン」の概念だ。「デザイン家電」などのように明らかに間違った使い方があたりまえに流通していることからも分かるであろう。この言葉のどこが間違っているのか分からないようであれば、それはかなりよくない意味でメディアに洗脳されていると言っていい。
このように、メディアが誤解を招くように扱う「デザイン」というものに対して、多くの人が疑いを持っているのではないか。若いデザイナーもその怪しい気配を受け取っているのではないか。つまり優秀な若いデザイナーはそれを嗅ぎ付けていて、このような玉石混淆アワードには出してこないのではないか。事実優秀な若いデザイナーはいっぱい居るというのに出品してきていない。この事実から何を読み取るかが今後のアワードに大きく影響すると思う。もちろん賞に入った作品は、素晴らしい可能性があるから受賞したわけだが、もっと高いレベルでの競い合いの中で受賞されたほうが、喜びのレベルも高かったのではないかと思うのである。
髙島 郁夫 (株式会社バルス 代表取締役社長)
受賞された皆さん、おめでとうございます。「id デザインアワード」は公募の賞としては破格の賞金が出るアワードですが、残念ながら大賞は該当なしという結果でした。1000点以上の応募にもかかわらずです。
まだまだデザインとビジネスの間の隔たりを感じた次第です。もっともっとクリエイターの方々の発奮と気合を次回に期待したいと思います。
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